本土復帰50年

本土復帰50年

沖縄は今日、本土に復帰して50年の節目を迎えました。

 

1945年から復帰する年の1972年までの27年間、沖縄はアメリカの統治下に置かれ、ドル通貨を使用。

県外に渡航するにもパスポート(日本渡航証明書)が必要で、

今世界的に起きている新型コロナの状況のように、本土に病気を持ち込ませないために予防接種をした証明書も必要だったそうです。

 

 

戦争によってアメリカとの戦闘、日本軍による豪からの追い出し、集団自決、毒殺、病気や餓えなどにより、人口の4人に1人が亡くなったと言われる沖縄戦。

その荒れ果てた戦後の地を復活させ、たくさんの悲しみや苦労を乗り越えて今に生きる沖縄のオジーオバー達はとても逞しく元気ですよね。

 

 

ところで、復帰後に出生した南部出身の知人から貴重な母子手帳を見せてもらいました。

「琉球政府」が発行してるってスゴいと思いませんか!!!

因みに、沖縄市出身の友人の母子手帳は「コザ市」と書かれていたそうです。

生まれだけが本土の私にとって、このような貴重な母子手帳を持っている友人たちが羨ましいです( ̄▽ ̄)☆

 

さて、話を戻しまして

今日はコンベンションセンターで復帰50周年記念の大きな式典が開催されます。

5月13日からは沖縄本土復帰50周年を記念して、色鮮やかな記念切手も発売されています。

 

復帰後生まれの私たちにとっては「復帰50周年」と言われてもピンとこないのが現実なのですが、

復帰前を経験した方々の生き抜く知恵や平和への尊さは学ぶべきことだらけだと思います。

その想いを受け継ぎ、次世代へと語り続ける必要があるのかもしれませんね。

 

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